Q&A
よくある質問
競技場内の地面はどのような状況ですか?ラジコンカーで走行できますか?
競技場内は「刈り取った草の硬い根本が10cm程度残っている」状態で、手入れの行き届いた芝とはかけ離れています。
通常のラジコンカーでは、車体の底が草に乗ってしまいタイヤが空転して走行は厳しいです。
競技場外(明確に競技場内との区切りは無く、ターゲットから離れた場所)は「草が伸びたまま放置」の状態で、80cm程度の草が生えています。
風に流され競技場外に出てしまうと、事実上走行は無理かと思います。
無線機器出力の制限が10mWに設定されましたが、これは着地後も適用されるのでしょうか。
無線機器の出力制限は、ロケットへの搭載中/ロケットからの放出後/地上への着地後など、いかなる状況においても最大10mWとしています。この出力制限は「ロケットの運用にプローブの無線が影響を与えるのを防止する」という目的です。
この目的を見て「地上に降りてからならどんな出力の無線を使用しても問題無いのでは?(既にロケットも着地済みで運用は終わっているので)」と考えた方もいるかもしれません。その認識は正しいです。
しかしながら、技術的な観点から、例えば20mWの無線機器を搭載し、「地上でのみ電波を発信する」という状態を確実に保証することは困難です。ロケットに搭載されている間に、誤って地上に降りたと検知し、意図せず電波を発信してしまう可能性も否定できません。
そのような事態は事故につながる恐れがあるため、今回の規定では一律で出力制限を設けさせていただいています。
ロケットからプローブはどのように放出されますか?
A.プローブ搭載部は、以下図1~4のように動作してプローブを「外部に開放」します。
その際に注意して頂きたいのが「ロケット側には強制的にプローブを放出する機構は無い」ということです。
そのためプローブに「ロケットから離れる仕組み」が無いと、ロケットとプローブが一体となって落ちてきてしまうため、プローブには「ロケットから離れる仕組み」を搭載してください。
例えば以下のようなものです。
・空気の力を利用する:ストリーマーやパラシュートなどで、ロケットの外へ引きずり出す
・圧縮したバネやゴムの反発力を利用する:プローブ側に内蔵された放出機構で能動的に分離する
図1↓
図2↓
図3↓
図4↓